「私は密林の虎や熊や狐や狸のように、愛し、たわむれ、怖れ、逃げ、隠れ、息をひそめ、息を殺し、いのちを賭けて生きていたいと思った。」 坂口安吾の小説の一節だ。 理性で形成された殻を脱ぎ捨てられたら、どんな世界が広がるのだろう。 獣か? 今の世界では、脱ぎ捨てた殻で盾をつくって、必要なときに防御しないと、すぐにやられてしまうかもしれないな。
2013.8.25
Photo, 思想